山水図
名称ふりがな | さんすいず |
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大分類 | 絵画 |
員数 | 1幅 |
作者 | 野呂介于 |
材質 | 紙本墨画 |
法量まとめ | 縦49.2 横29.2 |
時代 | 江戸 |
世紀 | 19 |
元号 | 嘉永2 |
西暦 | 1848 |
寄贈・寄託者名 | 和歌山県立博物館 |
解説 | 野呂介于(1776~1855)は、野呂介石(1747~1828)の兄・隆基の子で、のちに介石の養子となり、その家を嗣いだ。画は介石に学び、山水を善くし、介石の域に迫ったといわれている。ただし、現存する作品はきわめて少ない。本品は、嘉永2年(1848)、介于73歳の時の小品で、樹木や岩などのおおらかで簡素な描線は、介石の作品に通じるものがうかがわれる。画面左上に、自作の賛文と落款を据える(款記「介于寫」、朱文小判形印「隆忠」)。 |