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菖蒲湾和歌浦詩画巻

名称ふりがなしょうぶわんわかのうらしがかん
大分類絵画
員数双巻
作者野呂松蘆・野際白雪・原田霞裳
材質紙本淡彩
付属品桐箱
法量まとめ(菖蒲湾)縦20.2 全長135.3 (和歌浦)縦20.1 全長236.0
時代江戸
時期後期
元号文政12
西暦1829
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 第1巻は、巻頭に南紀菖蒲湾(現在地不明)を描き、続けて讃文を書く。絵・文ともに野呂松蘆(1791~1843)の筆で、文政12(1829)年の作である。第2巻は、巻頭に野際白雪の和歌浦図を置き、次に野呂松蘆の七絶五首と原田霞裳(田辺藩の侍医、1796~1831)の七絶十首が続く。白雪の絵と霞裳の詩文は文政11年の作で、松蘆の詩文は、霞裳の死の直後、天保2(1831)年に添えられたものである。白雪の和歌浦図は、山水画風に描かれ、寺社などの建物は省略されているが、地形はおおむね正確に写し取られている。
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