孔子像

名称ふりがなこうしぞう
大分類絵画
員数1幅
作者笹川遊泉
材質絹本著色
法量まとめ縦89.8 横30.8
時代江戸
世紀18-19
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 両袖に龍の縫取のある袞衣をまとって冠をかぶり、拱手して立つ姿の孔子像。画面右下に、「笹川游泉」「源由信印」という笹川遊泉由信(2代、1788~?)の落款が据えられる。2代遊泉は、鷹匠同心・林柳蔵の弟で、初代遊泉の養子となり、鷹の絵をよくしたという。初代および2代遊泉の現存作品数は非常に少なく、また初代と2代とが混同されることもあり、本品のように2代遊泉と確定できる資料は珍しい。画面上部の賛文は、孔子を讃える弟子・子貢の言葉(出典不詳)を、紀伊藩儒学者で学習館督学の山本楽所(惟孝、1764~1841)が記したもの。

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