奉公袋
名称ふりがな | ほうこうぶくろ |
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大分類 | 歴史資料 |
員数 | 1袋 |
法量まとめ | 縦33.3 横33.6 |
時代 | 近代 |
世紀 | 20 |
寄贈・寄託者名 | 和歌山県立博物館 |
解説 | アジア・太平洋戦争時の兵士が、各人の軍隊手帳・勲章・記章や召集令状などの貴重品、わずかな日用品などを入れて携行するための袋である。緑色の布製で、紐で口をすぼめて括ることができるようになっている。表面中央やや上に連続する山形の太線が刷られ、その下に「奉公袋」と記され、また名前を記入する欄が左に設けられている。裏面には、収容品の内訳が刷り込まれている。今川冨治が所持した資料であり、住所宛の木製荷札が2点付属している。本人戦死時などに、荷物を家族宛に送付するためのものであろう。 |