仏涅槃図

名称ふりがなぶつねはんず
大分類絵画
員数1幅
材質紙本著色
付属品なし
法量まとめ縦148.5 横92.8
時代江戸
世紀19
時期後期
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 釈迦の入滅の場面を描いた涅槃図の通例で、悲報を聞いて参集した人々や動物、そして葉の色を失った木々を、横臥する釈迦の周囲に配する図柄である。釈迦の生涯における八大事蹟を釈迦八相と称するが、中でも誕生と入滅を題材とした絵画・彫刻は数多く、4月8日の花祭(灌仏会)や2月15日の涅槃会には、誕生仏や涅槃図を礼拝の対象として法会がいとなまれてきた。本品もまたそうした法会の際に懸垂されたものと考えられる。

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