有田郡絵図

名称ふりがなありだぐんえず
大分類古文書
員数1舗
作者大江霞岳
法量まとめ縦86.3 横185.7
時代江戸
世紀19
元号嘉永1
西暦1848
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 幕末の有田郡全域を描いた絵図で、村を色分けして全て示し、各村の文字を囲む形によって、村々が所属する組(宮原・湯浅・田殿・石垣・山保田)を表す。山地については全て緑色で表現しているため、帰属は明らかではない。そのほか、集落の位置・主要道路および村落間の距離・主要社寺などが図示されている。画面の下辺右寄りに、落款として「嘉永戊申大慶月穀旦製、霞嶽陳人大江延年」という款記と、「大江延年」「友鶴山樵」の白文方印があり、嘉永元年(1848)7月15日に画人・大江霞岳(?~1850)により調製されたことが分かる。

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