山水図
名称ふりがな | さんすいず |
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大分類 | 絵画 |
員数 | 1幅 |
作者 | 前田有竹 |
材質 | 紙本淡彩 |
法量まとめ | 縦129.9 横28.6 |
時代 | 江戸 |
世紀 | 19 |
元号 | 文政8 |
西暦 | 1825 |
寄贈・寄託者名 | 和歌山県立博物館 |
解説 | 化政期に和歌山に在住していた商人で画人の、前田有竹(生没年不詳)による山水図。有竹は、名は世美、字は子済、俗に山口屋総十郎と呼ばれていたようである。絵を紀州三大文人画家の一人・野呂介石(1747~1828)に学び、紀伊藩お抱え絵師・野際白雪(1773~1849)とも親交があったという。淡彩の山水図で、皴法で覆い被さるような山並みを表現し、うねるような谷筋に人家を点在させる。画面左上に落款として、「乙酉春晩写、有竹山樵」の款記、「世美」「有竹」の朱印が捺されている。 |