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送伊藤子序

名称ふりがないとうしをおくるじょ
大分類書跡
員数1幅
作者祇園南海
材質紙本墨書
付属品杉箱
法量まとめ縦35.1 横48.8  (表装 縦126.0 横56.7)
時代江戸
世紀18
時期中期
元号正徳5
西暦1715
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説祇園南海は、正徳元(1710)年度の朝鮮通信使来朝に際し、通訳として抜擢され、応接の場面で功を成した。本品は、その際に同じ職責を果たした加賀藩儒・伊藤佑之(順卿、1681〜1736)の和歌山来訪をうけ、正徳5(1714)年3月、送別の辞としてしたためられた文である。両者の共通の経験をふまえ、伊藤の文才や行動力を高く評価して、通信使との交流についての記録を残すよう期待している。なお、この文は『南海先生文集』などには掲載されていない。

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