根来塗 高盤

名称ふりがなねごろぬり こうばん
大分類工芸
員数1口
材質根来塗
法量まとめ高さ11.4 口径36.0 底径30.4
時代江戸
世紀17
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 高盤とは、丸盆に丈のある高台を伴うものをいう。絵画資料(「慕帰絵詞」など)に描かれた状況から、器物類(茶器・天目台など)を載せる台として使用されたものと考えられている。本品は、口径が比較的小さい割に、高台をやや高くとる。高台内に朱漆で銘文が記されていた形跡があるが、刷り消されるなどして判読不能である。また、剥落部分を墨で塗り直している箇所がみられる。

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