偕楽園製 堆朱中央卓
名称ふりがな | かいらくえんせいついしゅちゅうおうしょく |
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大分類 | 工芸 |
種類補足 | 漆工 |
員数 | 1基 |
材質 | 木製漆塗 |
付属品 | 桐箱 |
法量まとめ | 縦20.0 横20.1 高さ39.8 |
時代 | 江戸 |
世紀 | 19 |
時期 | 後期 |
伝来 | 紀伊徳川家旧蔵 |
寄贈・寄託者名 | 和歌山県立博物館 |
解説 | 木胎の上に厚く朱漆を塗り重ね、天板には鳳凰と牡丹、および雷文帯を彫出し、脚部の外面には瑞雲文をあしらう、堆朱の中央卓である。天板裏と脚部内面は無文で黒漆塗のままとする。中央卓とは、床の中央に置いて香炉を飾る卓であったものを、点前の席に下ろして茶湯棚として用いるようになったものをいう。天板裏中央に「偕楽園製」の刻銘があり、偕楽園製御庭塗の数少ない資料の一つである。付属の桐箱には、紀伊徳川家所蔵票が貼られており、紀伊徳川家旧蔵の資料である。 |