根来塗 足付盥

名称ふりがなねごろぬり あしつきたらい
大分類工芸
員数1口
材質根来塗
法量まとめ高さ15.1 口径30.0
時代江戸
世紀17
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 盥に猫脚を付けた、いわゆる馬盥で、寺院の布薩会の際に手を清めるために用いられた。胴回りは、木目を活かした木地臘塗とし、黒塗のままの底面には、「△三」の朱字がみられる。根来寺での制作が判明する、茨城・六地蔵寺所蔵の資料(重要文化財)とほぼ同形であるが、わずかに縁板が高いこと、猫脚が細いこと、刳形の間隔が狭いことなど、微妙な相違がみられる。

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