種子両界曼荼羅

名称ふりがなしゅじりょうがいまんだら
大分類工芸
員数2面
材質銅製鍍金
法量まとめ(内)縦29.9 横23.5 (外)縦32.9 横26.5
時代江戸
世紀19
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 両界曼荼羅(胎蔵界曼荼羅・金剛界曼荼羅)の諸尊を種子で表した種子両界曼荼羅を、金工の作品として表現した珍しい資料。円形に残された面の中に金の種子が平象嵌や高肉象嵌で示され、さらに胎蔵界曼荼羅では全ての種子の下に蓮台が表現される。各区域の地は少しずつ異なる繊細な幾何学模様が石目打で打ち出されており、近世後期の金工技術の水準の高さを示す。

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