七絶詩書

名称ふりがなしちぜつししょ
大分類書跡
員数1幅
作者津田出
材質紙本墨書
法量まとめ縦133.5 横30.4
時代近代
世紀19
時期明治25
西暦1892
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 幕末維新期に紀伊藩の藩政改革を断行した政治家・津田出(1832~1905)が、晩年の明治25年(1892)に詠んだ自作自筆の七言絶句。詞書によれば、明治政府に出仕し、引退後にある「詩伯」から詩を学ぼうとしていたが、その人が入閣し多忙になったため、それが叶わなくなった感慨を詠んだという。雲紙風の装飾がある条幅に、朴訥とした筆で記す。

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