脇指 無銘

名称ふりがなわきざし むめい
大分類工芸
種類補足刀剣
員数1口
付属品白鞘・金一重鎺・刀袋
法量まとめ全長62.7 刃長48.2 反り0.94
時代江戸
世紀17
伝来赤羽刀
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 鎬造、庵棟の脇指で、浅い中反り、ふくらかれた中鋒の姿である。鋒から茎尻まで、棒樋を搔き通す。地鉄は板目肌に杢目交じりで、刃文は湾れ刃に互の目、箱乱れを幅広く焼き、刃際はほつれる。帽子は中丸で、掃掛けて浅く返る。茎には浅く切鑢がかけられ、茎尻は浅い栗尻である。作風から、石堂鍛冶の作と推測される。赤羽刀。

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