脇指 無銘

名称ふりがなわきざし むめい
大分類工芸
種類補足刀剣
員数1口
付属品白鞘・金一重鎺・刀袋
法量まとめ全長60.4 刃長46.3 反り0.74
時代江戸
世紀17
伝来赤羽刀
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 鎬造、庵棟の脇指で、浅い中反り、ふくらついた中鋒の姿である。鋒から鎺下にかけて、二筋樋を搔き流す。地鉄は板目肌が詰み、刃文は鎬筋まで幅広く焼いて湾れ、茎に近いあたりで互の目とし、全体に丁字足・飛び足が入る。帽子は中丸で、焼詰とする。茎には浅く切鑢がかけられ、茎尻は磨上げて、一文字とする。作風から、石堂鍛冶の作と推測される。赤羽刀。

PageTop