刀 無銘

名称ふりがなかたな むめい
大分類工芸
種類補足刀剣
員数1振
付属品銀鎺
法量まとめ全長87.2 刃長67.9 反り1.54
時代江戸
世紀17
伝来赤羽刀
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 鎬造、庵棟の刀で、腰反り気味の中反り、ふくらついた中鋒の姿である。鋒から鎺下まで、棒樋を搔いて丸止めする。板目肌がよく詰み、湾れごごろの中直刃で、刃際がほつれる。茎尻は、浅い刃上栗尻である。文珠鍛冶の作と推測されるが、錆が強く、ひび割れがみられ、鋒が飛び、刃こぼれが目立つなど、状態は著しく悪い。赤羽刀。

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