刀 無銘

名称ふりがなかたな むめい
大分類工芸
種類補足刀剣
員数1口
作者白鞘・金二重鎺・刀袋
法量まとめ全長89.7 刃長69.9 反り1.62
時代鎌倉
世紀13
元号正応ころ
伝来赤羽刀
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 鎬造、庵棟の刀で、やや先反り気味の中反り、ふくらかれた小鋒の華奢な姿である。杢目肌がよく詰み、刃幅狭い刃文は、小湾れに互の目交じりで、匂口うるみ、一部丁字足が入り、砂流しがかかる。帽子は大丸。茎には浅く切鑢がかけられ、茎尻は磨上げて一文字とする。作風から、鎌倉時代末の備前・畠田真守あたりの作と推測されている。赤羽刀。

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