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刀 無銘
名称ふりがな | かたな むめい |
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大分類 | 工芸 |
種類補足 | 刀剣 |
員数 | 1口 |
付属品 | 白鞘・金一重鎺・刀袋 |
法量まとめ | 全長75.8 刃長60.1 反り1.10 |
時代 | 江戸 |
世紀 | 17 |
伝来 | 赤羽刀 |
寄贈・寄託者名 | 和歌山県立博物館 |
解説 | 鎬造、庵棟の刀で、中反り、猪首気味のふくらついた中鋒の姿で、元幅に比べて、先幅が細い。棒樋を、鋒から茎の中程まで掻通す。地鉄は、板目肌に杢目交じりでよく詰み、波長の長い湾れ刃が続く。刃際はほつれ、砂流しがかかる。帽子は小丸で、掃掛けて返る。茎は荒れているが、上の方は切鑢がかけられており、茎尻は一文字とする。湾れ刃を得意とした2代重国を中心とする、文珠鍛冶の作と推測される。赤羽刀。 |