刀 銘「紀州住藤原(以下切)」

名称ふりがなかたな めいきしゅうじゅうふじわら
大分類工芸
種類補足刀剣
員数1口
付属品白鞘・金一重鎺・刀袋
法量まとめ全長88.6 刃長67.8 反り1.92
時代江戸
世紀18
伝来赤羽刀
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 鎬造、庵棟の刀で、反りはやや深く、ふくらついた中鋒の姿である。棒樋を鋒から茎の上まで搔き、丸止めとする。地鉄は、板目肌がよく詰む。刃文は、中直刃で匂口締まり、明るく冴え、砂流しがかかる。帽子は中丸で、浅く返る。茎には勝手下り鑢がかけられ、茎尻は磨上げて一文字となる。銘字は下半分が切られ、刀工の名は明らかではないが、作風から文珠鍛冶の作と推定される。赤羽刀。

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