脇指 銘「紀伊国康広」

名称ふりがなわきざし めいきいのくにやすひろ
大分類工芸
種類補足刀剣
員数1口
作者康広
付属品白鞘・金一重鎺・刀袋
法量まとめ全長67.0 刃長51.8 反り1.16
時代江戸
世紀17
元号寛文ころ
伝来赤羽刀
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 初代康広による鎬造、庵棟の脇指で、身幅広く、重ねは厚い。中反り、ふくらついた中鋒の姿である。地鉄は板目肌に杢目交じりで、幅広く焼いた刃文は互の目丁字で、丁字足がさかんに入る。帽子は、湾れ込んで、掃掛けて浅く返る。茎には勝手下がり鑢がかけられ、茎尻は入山形である。銘文から、大坂へ移る前、紀州で活動していた時代の作であるとわかる赤羽刀。

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