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刀 銘「紀伊国康広」
名称ふりがな | かたな めいきいのくにやすひろ |
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大分類 | 工芸 |
種類補足 | 刀剣 |
員数 | 1口 |
作者 | 康広 |
付属品 | 白鞘・金一重鎺・刀袋 |
法量まとめ | 全長90.5 刃長68.3 反り1.38 |
時代 | 江戸 |
世紀 | 17 |
元号 | 寛文ころ |
伝来 | 赤羽刀 |
寄贈・寄託者名 | 和歌山県立博物館 |
解説 | 鎬造、庵棟の刀で、身幅は広く、鎬高く中反りの姿は均整がとれている。地鉄は、板目肌に杢目が交じり、鎬地は柾目が流れる。刃文は、互の目で箱乱れが交じる。沸出来で玉を焼き、丁字足が入り、刃区は大きく焼き込む。帽子は、乱れ込んで突き上げ、浅く返る。茎の上部は角度が浅い鑢目であるが、下3分の2は勝手下りとなっており、茎尻は入山形である。康広は、富田五郎左衛門とよばれ、紀州石堂鍛冶の第2世代の刀工と考えられている。のちに大坂へ移り、大坂石堂派の盟主となった。赤羽刀。 |
テーマ | 装い |