脇指　銘「於南紀重国造之」

名称ふりがなわきざしめいなんきにおいてしげくにこれをつくる
大分類工芸
種類補足刀剣
員数１口
作者重国（初代）
付属品白鞘・金一重鎺・刀袋
法量まとめ全長51.7　刃長38.8　反り0.79
時代江戸
世紀17
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説　初代重国による鵜首造、庵棟の脇指で、長大な大鋒が特徴的である。地鉄は板目肌に杢目交じりで、刃文は湾れかかった中直刃で、明るく冴えて匂口締まる。茎には勝手下り鑢がかけられ、茎尻は浅い刃上栗尻で、２つの目釘穴のうち、当初の目釘穴は大きめである。典型的な初代重国による７字の銘文がみられる。赤羽刀。

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