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脇指 銘「於南紀重国造之」

名称ふりがなわきざしめいなんきにおいてしげくにこれをつくる
大分類工芸
種類補足刀剣
員数1口
作者重国(初代)
付属品白鞘・金太刀鎺・刀袋
法量まとめ全長59.3 刃長46.5 反り0.86
時代江戸
世紀17
伝来赤羽刀
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 初代重国による鎬造、庵棟の脇指で、ふくらかれた大鋒とする。茎尻は浅い栗尻として、茎には勝手下り鑢がかけられており、大きい目釘穴が特徴的である。地鉄は板目肌に杢目交じりでよく詰み、刃文は匂口締まった中直刃で、明るく冴え、帽子は大丸で、尖って浅く返る。典型的な初代重国による7字の銘文がみられる。赤羽刀。

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