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刀 銘「南紀国光」

名称ふりがなかたなめいなんきくにみつ
大分類工芸
種類補足刀剣
員数1口
作者国光
付属品白鞘・銅一重鎺・刀袋
法量まとめ全長93.2 刃長71.9 反り1.74
時代江戸
世紀19
時期後期
元号安政ころ
西暦1854-1860
伝来赤羽刀
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 鎬造、庵棟の長寸の刀で、先反りがつき、大鋒で重ねが厚く、力強さのある姿である。地鉄は板目肌が起ち、刃文は中直刃で湾れごころとなり、帽子は焼詰とする。茎は化粧鑢で、上部は切鑢、下の方は角度が急な大筋違鑢がかけられている。茎尻は、刃の方が大きく持ち上がった刃上栗尻である。国光は19世紀半ばごろの刀工で、詳細は不明であるが、幕末刀の雰囲気がよくあらわれている。赤羽刀。
テーマ装い

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