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脇指 銘「紀州住氏広」

名称ふりがなわきざしめいきしゅうじゅううじひろ
大分類工芸
種類補足刀剣
員数1口
作者氏広
付属品白鞘・金一重鎺・刀袋
法量まとめ全長74.9 刃長59.4 反り0.9
時代江戸
世紀17
時期前期
元号寛永ころ
西暦1624-1644
伝来赤羽刀
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 紀州石堂鍛冶の康広の弟子とされ、のちに大坂に移った氏広(元禄ごろ)による、鎬造、庵棟で長寸の脇指。中鋒で、反りの浅い姿となり、茎は化粧鑢で、上部は切鑢、下の方は勝手下り鑢がかけられ、茎尻は剣形である。地鉄は、板目肌に杢目が交じり、幅の広い湾れ刃が二重刃のように流れ、さかんに丁字足が入る。帽子は中丸で、尖り気味に深く返る。赤羽刀。

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