三観音図

名称ふりがなさんかんのんず
大分類絵画
員数1幅
材質絹本著色
付属品桐箱・紙箱・太巻軸・巻止・旧装裏書メクリ
法量まとめ縦80.8 横36.7
時代南北朝
世紀14
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 生きものが生死を繰り返し、苦しみを受けるといわれる6つの迷界(地獄・餓鬼・畜生・修羅・人・天の六道)において、救済にあたる6種の観音菩薩を、特に「六観音」といい、彫像や画像が制作されている。この画像は、縦長の画面の上中下段に、6観音のうちの聖観音、馬頭観音、千手観音を描くもので、古色が著しいが、金泥を効果的に用いた精緻な描写に、鎌倉時代~南北朝時代の仏画の特徴がよく表われている。

PageTop