熊岳奇勝図帖
| 名称ふりがな | ゆうがくきしょうずちょう |
|---|---|
| 大分類 | 絵画 |
| 員数 | 4面 |
| 作者 | 谷文晁 |
| 材質 | 紙本淡彩 |
| 付属品 | 桐箱 |
| 法量まとめ | 縦28.5 横34.0 |
| 時代 | 江戸 |
| 世紀 | 18 |
| 時期 | 後期 |
| 寄贈・寄託者名 | 和歌山県立博物館 |
| 解説 | 江戸時代後期の南画家・谷文晁(1763~1840)は、脳裏に浮かぶいわば空想的な山水図だけでなく、景勝の地を訪れて実際の風景を写した「真景図」の名手としても知られている。この4面は、8面1組の画帖の前半にあたるもので、各面に熊野の葵瀑布・北山村・印南村・山本村の景観を、丁寧に描いている。谷文晁が紀伊各地を訪れた寛政8(1796)年の経験をもとに制作されたものと推測される。各面に朱文長方印「文晁」が捺されている。 |