根来塗 高坏

名称ふりがなねごろぬりたかつき
大分類工芸
種類補足漆工
員数1点
材質根来塗
付属品なし
法量まとめ高さ31.2 上部張36.2 底部張27.6
世紀17
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 根来塗は、一般に根来寺で使用するために制作された仏具や日用雑器のうち、黒漆の下地の上に朱漆を掛けた漆器の総称である。後世の美術工芸品的な漆器と違い、長年の使用に耐える堅牢さに特徴があり、現在もなお使用に供されているものもある。天正13(1585)年、豊臣秀吉の根来寺焼き討ちによって職人が全国に散り、その伝統は海南の黒江をはじめとして各地に受け継がれている。

PageTop