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赤坂庭園五十八勝図

名称ふりがなあかさかていえんごじゅうはっしょうず
大分類絵画
員数1巻
作者谷文晁
材質紙本淡彩
付属品杉箱
法量まとめ縦39.0 全長607.3
時代江戸
世紀18
時期中期
元号寛政9
西暦1797
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 紀州徳川家中屋敷赤坂邸には、台地と谷を利用して作られた広大な赤坂庭園があった。庭内は外苑と内苑とから成り、50数か所の名所があったという。本品は、寛政9(1797)年、紀州藩主徳川治宝の命を受けた当代きっての文人画家谷文晁(1763~1840)がその景観を描いた作品の下絵である。8図を描き1巻にしたもので、簡にして要を得た墨線と適宜に付した淡彩とにより、起伏に富む回遊式庭園の様子を活写している。

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