歌仙図下絵

名称ふりがなかせんずしたえ
大分類絵画
員数1幅
作者山本養和
材質紙本著色
付属品なし
法量まとめ縦86.0 横27.4
時代近代
世紀19
元号明治
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 画面上半に衣通姫命、下半に山部赤人を描き、それぞれ色紙形の中に「わが背子の来べき宵なりささがにの、雲のふるまいかねて知るしも」「和歌の浦に潮満ち来れば片男波、芦辺をさして鶴鳴き渡る」という和歌を記した歌仙絵の形式である。絵は着彩しているが下絵であり、左下の落款によれば、木挽町狩野6代の栄川院典信(1730〜90)の作品を写したものという。同じ木挽町狩野の流れをくむ和歌山の画人・山本養和(2代、1835〜1917)の作品。

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