槍 無銘

名称ふりがなやりむめい
大分類工芸
種類補足刀剣
員数1口
材質鉄製鍛造
付属品撥形木鞘
法量まとめ全長324.0 刃長8.7
時代江戸
世紀19
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 刃の短い両鎬形の直槍で、袋穂に柄の先端を差し込む袋槍である。刃文は細直刃とみられる。塩首は丸形、目釘は真鍮製で捻子式である。袋は、朱漆の上に金箔を捺して装飾する。樫製の柄は面取りをして稜を設け、物打には青貝が貼られて、猪目のある口金・歯車形の胴金・蕪巻が付けられている。石突は、木瓜形の透かし孔が設けられ、先端は稜のある角形の金具である。黒漆塗筒形の槍鞘が付属する。

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