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紀伊国図
名称ふりがな | きいのくにず |
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大分類 | 古文書 |
員数 | 1幅 |
材質 | 紙本著色 |
付属品 | 桐箱・紙箱・巻止・旧装表紙(表・裏) |
法量まとめ | 縦114.8 横136.2 |
時代 | 江戸 |
世紀 | 19 |
時期 | 後期 |
寄贈・寄託者名 | 和歌山県立博物館 |
解説 | 紀伊国を描いた地図。7郡を色分けし、河海は青色、道路は朱線で示している。道路沿いの村を中心に村名の記載がある。国境付近で、他国に通じる道について距離を記している所もある。しかし、全体的にみれば、村名の記載は網羅的ではなく、誤字も多い。幕府によって作られる国絵図のような精緻さはみられない。本図では、高野山・粉河寺・根来寺・本宮・新宮・那智山の6か所を四角で囲んで強調されている。西国三十三か所巡礼や熊野参詣の際、旅行者が持つ携帯用地図として作成されたのではないかと考えられる。 |
テーマ | 海 |