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脇差 銘「南紀石垣住暉国 明治二年二月為海荘菊池君造之」

名称ふりがなわきざしめいなんきいしがきじゅうてるくに
大分類工芸
種類補足刀剣
員数1口
作者暉国
材質鉄製鍛造
付属品白鞘・刀袋・登録証・認定書
法量まとめ全長61.5 刃長46.6 反り1.7
時代近代
世紀19
時期明治
元号明治2
西暦1869
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説鎬造、庵棟の脇指で、中反りで大鋒とし、舟底形の茎という豪壮な姿である。地鉄は、板目肌がよく詰んで地沸がつき、刃文は小乱れ交じりの中直刃で、わずかに互の目足が入って金筋がかかる。帽子は、小丸で湾れ込んで浅く返る。茎は生ぶで、区の部分のみ切鑢とし、その下は大筋違鑢がかけられた化粧鑢である。暉国は、幕末~維新期に活動した刀工で、石垣荘(有田川町吉原)で作刀した。本品は、栖原(湯浅町)の商家の出身で、著名な漢詩人でもあり、幕末の海防にも深く関わり、明治2年に有田郡民政副知局事にも任命された菊池海荘(1709~1881)のために制作された脇指である。

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