/3

鑓 銘「於南紀藤原直家」

名称ふりがなやりめいなんきにおいてふじわらなおいえ
大分類工芸
種類補足刀剣
員数1口
付属品樫柄・革張鞘・刀剣登録証
法量まとめ(身)全長60.7 穂先24.5 刃渡り22.2 (柄)長270.9 けら首45.2 全長295.4
時代江戸
世紀18
時期中期
元号寛保ころ
西暦1741-1744
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説両刃造で断面が両鎬形の直槍で、紀州の刀工・直家の作。直家は、摂津・大道直秀の子で、紀州に移住した江戸時代中ごろの刀工という。樫製の丸柄に、八角形の塩首で差し込む。2箇所の目釘穴のある物打は、6本の筋金を3本の胴金で巻き、その下の鏑巻は黒漆塗樺巻とする。石突は、先端が尖った鉄製である。黒革張剣形の槍鞘が付属する。紀伊藩家臣芦川家旧蔵資料。

PageTop