『脇差  銘「於南紀重国造之」』の画像

/4

脇差 銘「於南紀重国造之」

名称ふりがなわきざしめいなんきにおいてしげくにこれをつくる
大分類工芸
種類補足刀剣
員数1口
作者南紀重国
材質鉄製鍛造
付属品白鞘・刀袋・登録証・認定書(封筒入)
法量まとめ全長53.4 刃長40.7 反り1.2
時代江戸
世紀17
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 初代重国による、平造、庵棟の脇指で、先反りで身幅が広く力強い姿となっている。よく詰んだ板目肌に杢目がさかんに交じり、明るく冴える。刃文は中直刃で、匂口締まり、丁字が入る。表裏とも、鎬地に棒樋を通し、表は棒樋の中に利剣を彫って角止めとし、裏は棒樋の中に梵字2字(摩利支天を表す「マ」と不動明王を表す「カンマン」)を刻んで、丸止めにしている。茎には勝手下がり鑢がかけられ、茎尻は一文字に近い平山形である。

PageTop