和歌浦図屏風

名称ふりがなわかのうらずびょうぶ
大分類絵画
員数6曲1隻
材質紙本著色
付属品なし
法量まとめ縦93.3 横249.0
時代江戸
世紀17
時期前期
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 名所絵として観念的に描かれた屏風で、『万葉集』の有名な山部赤人の和歌に詠まれた鶴が、和歌浦のシンボルとして左方に描かれている。むしろ、様々な労働や遊興の風景を題材とした風俗画としての色彩が強く、金雲や建物描写の技法からみると、寛永期(1624~44)末に制作されたものと推定され、現在のところ最も古い和歌浦屏風の一つと考えられる。

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