/3

清寧軒焼 赤楽茶碗 銘「福禄寿」

名称ふりがなせいねいけんやきあからくちゃわんめいふくろくじゅ
大分類工芸
種類補足陶磁器
員数1口
材質清寧軒焼
付属品桐内箱・塗中箱・杉外箱・書状2(包紙)・御庭織仕覆・包裂・枕・木札
法量まとめ高さ9.2 口径10.1 底径5.1
時代江戸
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 口縁部をやや抱え込み、胴の中央部を若干しぼった半筒形の赤楽茶碗である。内側に箆削りの跡が残り、作りは全体的に薄く、高台脇には葵紋の円印が捺されている。箱書や付属の書付によれば、治宝がつくり、楽旦入が焼いた茶碗ということであり、また南紀男山の土を用いたと記されている点は興味深い。弘化3年(1786)に外山直徳なる人物が、11代藩主徳川斉順から拝領した品と思われ、制作時期や拝領の経緯などが判明する貴重な作品である。
テーマ食事、まつり/いのり

PageTop