/3

偕楽園焼 白釉洲浜香合

名称ふりがなかいらくえんやきはくゆうすはまこうごう
大分類工芸
種類補足陶磁器
員数1合
作者余楽庵
材質偕楽園焼
付属品桐二重箱・包裂・風呂敷・木札
法量まとめ高さ3.0 口径4.3 底径8.5
時代江戸
世紀19
時期後期
元号文政2
西暦1819
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 3つの輪を重ねた洲浜形という意匠でつくられた白釉の香合である。洲浜形は、神仏の宿る蓬莱山と結びつき、古くから吉祥の意匠として見なされてきた。蓋表中央に円形・陽刻銘で「偕楽園制」(篆書体)とあり、また底面中央には陰刻の花押が刻まれている。表千家9代了々斎の箱書によれば、文政2(1819)年に余楽庵すなわち西浜御殿御広敷御用人・森玄蕃がつくり、楽旦入が焼いたものという。花押は、森玄蕃のものか。
テーマ海、装い

PageTop