太田焼 鉄釉沓形鉢

名称ふりがなおおたやきてつゆうくつがたはち
大分類工芸
種類補足陶磁器
員数1口
材質太田焼
付属品杉箱・塗蓋・包裂
法量まとめ高さ11.8 長径23.8 短径19.6 底径13.2
時代近代
世紀19
元号明治
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 太田焼は、明治8(1875)年から約5年間、宮井佐兵衛(生没年不詳)が名草郡太田村(和歌山市太田)に開いた窯で製造された焼物で、偕楽園焼の交趾写の模造品(輸出用)や海鼠釉の花生・徳利などが主要な製品であった。この資料は、鉄釉に海鼠釉をかけた鉢で、典型的な太田焼の作品である。変化に富んだ釉薬の発色や、動きのある釉の流がみどころになっている。底面の印刻銘には、「物化堂」とある。
テーマ装い

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