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華岡青洲像
| 名称ふりがな | はなおかせいしゅうぞう |
|---|---|
| 大分類 | 絵画 |
| 員数 | 1幅 |
| 作者 | 華岡青洲(自賛) |
| 材質 | 絹本著色 |
| 付属品 | 桐箱・紙たとう箱・旧箱蓋 |
| 法量まとめ | 縦107.8 全長46.3 |
| 時代 | 江戸 |
| 世紀 | 19 |
| 時期 | 後期 |
| 元号 | 文政12 |
| 西暦 | 1829 |
| 寄贈・寄託者名 | 和歌山県立博物館 |
| 解説 | 江戸時代後期に那賀郡西野山村(紀の川市)で家塾・春林軒を開き、医療・教育活動を行った医師・華岡青洲(1760〜1835)の肖像画(寿像)である。羽織・袴を着し、帯剣して端座するこの種の絵は、丹波長績(素俊、号・成章堂)に命じて肖像を描かせ、自らその上に医者の心構えを七言絶句の漢詩にしたためて、門人の求めに応じて制作して分け与えたもので、各地にこのような肖像の類例が確認されている。本品は、小林という門人の求めに応じて、文政12年(1829)、青洲70才の時の寿像に、青洲自らが賛を記したものである。老いてなお衰えぬ医学への情熱がうかがわれ、青洲の風貌や医学への思いを知ることができる作品である。 |
| テーマ | 装い |