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金箋秋景山水図

名称ふりがなきんせんしゅうけいさんすいず
大分類絵画
員数1幅
作者野呂介石
材質絹本淡彩
付属品桐二重箱
法量まとめ縦112.6 横42.9
時代江戸
世紀19
時期後期
元号文政7
西暦1824
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 紀州の三大文人画家の一人・野呂介石(1747~1828)が描いた山水図。絹地に金箔の細かい粉を蒔いて下地とし、華やかながら落ちついた雰囲気をあらわす。紅葉した秋の木々と山々が、夕暮れ時のようにわずかに光を放って美しい。左右から斜めに山を配した構図や、水景の少ない画面構成は、介石の作品にはあまり例を見ない。介石78歳の文政7年(1824)の作。「文政甲申三月、寫於四碧齋、七十八叟第五隆」(款記)、「第五隆」(白文楕円連印)、「矮梅老人」(白文方印)。

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