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芳野図 

名称ふりがなよしのず
大分類絵画
員数1巻
作者矢倉安々
材質絹本著色
付属品桐箱・紙たとう箱・太巻軸・旧装桐箱・旧装黒檀丸軸
法量まとめ縦27.6 全長317.5
時代江戸
世紀18
時期中期
元号宝暦8
西暦1758
伝来烏丸光胤献上本
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 芳野(吉野)とは、一般的に紀ノ川上流の吉野川流域をさすが、奈良時代以降修験の霊場として発展し、金峯山寺への御嶽詣も盛んに行なわれた。一方、江戸時代前期には材木の有力な生産地となり、紀ノ川を利用した筏による流送で、大坂市場と結びつくようになった。この資料は、桜が満開の吉野山を中心に吉野川を下流からさかのぼって行くという構成で、山水画の手法を用いながら精密に描かれている。微細ではあるが、筏流しの様子が描かれている点も興味深い。作者の矢倉安々(1723〜89)は京都の文人で、絵画だけでなく、和歌や漢詩、楽器など多方面の分野に造詣の深い人物であったという。本品は、宝暦8年(1758)ごろに描かれ、公家の烏丸光胤(1721〜80)に献上されたものであることが、跋文や箱書などから判明する。
テーマまつり/いのり、装い

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