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詩稿二首

名称ふりがなしこうにしゅ
大分類書跡
員数1幅
作者祇園南海
材質紙本墨書
付属品桐箱・紙たとう箱・巻止・旧装桐箱・旧装軸
法量まとめ縦27.2 横56.5 (表装 縦111.0 横75.0)
時代江戸
世紀18
時期中期
元号享保12
西暦1727
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 祇園南海(1676〜751)52歳の時に書きとめた、自作の詩2首の原稿。前半は、「賦得湘霊鼓瑟」という表題の五言排律で、『南海先生文集』巻之二には「湘霊鼓琴」として収録される。後半は、「詠帆」という表題の七言絶句で、『南海先生後集』に「帆影」として収録されたもので、単独の書幅は当館に所蔵される。前者は、中国の水の神にかかる故事をもとにする。後者は中国・春秋時代の「范蠡泛湖」の故事が典拠で、いずれも川の風景を主題としたものである。
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