根来塗 瓶子

名称ふりがなねごろぬりへいし
大分類工芸
種類補足漆工
員数1点
材質根来塗
付属品なし
法量まとめ高さ31.3 底径17.7 最大張23.0
時代江戸
世紀18
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 瓶子は、一対のものとして、御神酒を神前に供えるために用いられた酒器である。この器形は、元来は金属製・陶磁器製のものが主流であった。金属器などの形で外来して定着した、肩の曲面がゆるやかな形式とは異なり、本品は肩の部分で曲面が明確に区分される、わが国独自の形式を持つものである。底面の高台内に「廣野下中村 渋谷金右ヱ門」の朱書銘がある。

PageTop