釈迦仏立像(誕生仏)

名称ふりがなしゃかぶつりゅうぞう たんじょうぶつ
大分類彫刻
員数1躯
材質銅造 
付属品なし
法量まとめ全高22.5 像高14.7 
時代江戸
世紀18
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 生誕のおり天地を指差し、「天上天下唯我独尊」と唱えたという釈迦の姿を象ったもので、誕生会すなわち釈迦の生誕を祝う花祭りの際に、灌仏盤の中央に置いて甘茶を掛ける仏像である。蓮華座下框の側面に刻銘があり、名手庄江河(現・那賀町)の御影供中のものであったことがわかる。仏師の名は刻まれていないが、鋳造技法から粉河寺門前の鋳物師が江戸時代に制作したものと考えられる。

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