火縄銃 銘「鍛巻張 紀伊住川上甚蔵」

名称ふりがなひなわじゅうめいきたえまきばりきいじゅうかわかみじんぞう
大分類工芸
種類補足金工
員数1挺
作者川上甚蔵
付属品登録証・かるか
法量まとめ全長133.1 口径2.2 銃身長101.3
時代江戸
世紀19
時期後期
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 川上甚蔵は幕末の紀州の鉄砲鍛冶であるが、生没年などは不明である。寛政3年(1791)アメリカ船ジョージワシントン号が口熊野の樫野崎沖に現われて以後、紀州藩も海防の要に迫られ、台場・火薬庫の建設や、大砲鋳造・鉄砲製作が急がれた。この火縄銃もその際に大量発注されたもので、銃身に2桁の番号がかすかに確認できる。

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