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熊野垂迹神曼荼羅図(甲本)
名称ふりがな | くまのすいじゃくしんまんだらず |
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大分類 | 絵画 |
員数 | 1幅 |
材質 | 絹本著色 |
付属品 | 塗外箱(被蓋造・紙蓋)・桐内箱(印籠蓋造・紙蓋)・太巻軸・巻止・包裂 |
法量まとめ | 縦105.0 全長40.4 |
時代 | 鎌倉 |
世紀 | 14 |
時期 | 後期 |
寄贈・寄託者名 | 和歌山県立博物館 |
解説 | 熊野の神々の姿やその相互関係を表した熊野曼荼羅図のうち、諸神を垂迹神の姿で表したものを「垂迹神曼荼羅図」と呼ぶ。静嘉堂文庫と錦織寺などに類本があるが、これらの中では本図が最も古態を残している。画面上方には大峯から熊野に至る山容と那智の滝を描写し、その中に神倉や阿須賀の垂迹神、役行者・大黒天等を配する。画面中央の社殿上段には三所権現と那智滝宮、中段には五所王子、下段には四所明神と満山護法善神を描く。画面下方にも自然景を置き、ここには礼殿執金剛童子と九体の王子とを配している。 |
テーマ | まつり/いのり |