/6

熊野垂迹神曼荼羅図(甲本)

名称ふりがなくまのすいじゃくしんまんだらず
大分類絵画
員数1幅
材質絹本著色
付属品塗外箱(被蓋造・紙蓋)・桐内箱(印籠蓋造・紙蓋)・太巻軸・巻止・包裂
法量まとめ縦105.0 全長40.4
時代鎌倉
世紀14
時期後期
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 熊野の神々の姿やその相互関係を表した熊野曼荼羅図のうち、諸神を垂迹神の姿で表したものを「垂迹神曼荼羅図」と呼ぶ。静嘉堂文庫と錦織寺などに類本があるが、これらの中では本図が最も古態を残している。画面上方には大峯から熊野に至る山容と那智の滝を描写し、その中に神倉や阿須賀の垂迹神、役行者・大黒天等を配する。画面中央の社殿上段には三所権現と那智滝宮、中段には五所王子、下段には四所明神と満山護法善神を描く。画面下方にも自然景を置き、ここには礼殿執金剛童子と九体の王子とを配している。
テーマまつり/いのり

PageTop