熊野百景写真帖

名称ふりがなくまのひゃっけいしゃしんちょう
大分類歴史資料
員数2帖
作者久保昌雄
付属品なし
法量まとめ縦13.0 横18.8
時代近代
世紀20
時期明治
元号明治33撮影
西暦1900
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 明治33(1900)年5月に新宮の写真家・久保昌雄が、皇太子(後の大正天皇)の成婚を祝して、熊野の景観から百景を選んで献上した。これが好評であったため、焼き増しされたのがこの写真帖である。新宮から本宮・湯峯・瀞峡までと三輪崎から那智山までを1帖に、那智から太地・古座・串本までと鵜殿から七里御浜・有馬、尾鷲までを1帖に収めている。名所・旧跡の景観を撮影した写真が多いが、なかには熊野川の筏流しや帆船・曳船・三輪崎浦の捕鯨など、当時の生活を知ることができるものもある。

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