牛馬童子像(熊野古道箸折峠)

名称ふりがなぎゅうばどうじぞう
大分類複製
員数1躯
付属品台座(スチール製、100.0×100.0×79.5)・キャプション(スチール製)
法量まとめ高さ55.2
時代現代
世紀20
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 原品は、花山法皇の熊野詣での姿をかたどったものと伝承され、その素朴であじわいのある風貌から熊野古道を訪れる人々の人気を集める。隣の役行者像の銘により、明治24(1891)年、尾中勝治なる人物の作であることがわかる。牛馬童子は本来弁財天に仕える童子神であり、もともとはこの地の水神信仰にもとづき祀られたものと思われる。近くに花山法皇のものとされる経塚があることから、その参詣姿とする伝えが起こったのであろう。

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