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泉石嘯傲図

名称ふりがなせんせきしょうごうず
大分類絵画
員数1幅
作者野呂介石・門人10名
材質絹本著色
付属品桐箱・書付・ラベル
法量まとめ縦137.4 全長83.8
時代江戸
世紀19
時期後期
元号文政4
西暦1821
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 紀州の三大文人画家の一人・野呂介石(1747〜1828)とその門人10名による寄合描の作品。最上部に介石の書を扁額のように掲げ、その下を氷裂状の朱線で10の区画に分けて、門人らがそれぞれ山水・四君子を描く。その内訳は、阪上梅圃「山水図」、阪上素玉「墨梅図」、薗部屋東渠「天香書屋図」、野呂介于「山水図」、阪上淇澳「墨竹図」、小山青筠「山水図」、前田有竹「山水図」、野際白雪「山水図」、野際蔡新「墨蘭図」、前田紫石「朱竹図」である。有竹の山水図の款記により文政4年(1821)の制作であることが分かり、晩年の75才の介石を中心とした絵画サロンの一端を垣間みることのできる興味深い資料である。

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